ごめん・なはり線、オープンデッキ車両で気分爽快!青い太平洋と南国の太陽を満喫したい
ゴトゴトと揺られ、高知東海岸を列車で小旅行
日本最後のローカル新線「ごめん・なはり線」は平成14年に開通し、南国市の後免駅から奈半利町奈半利駅の全21駅、42.7kmの高知県の東部を走る鉄道だ。田園風景や土佐湾を間近に見える海岸線沿いを走り高知ならではの開放感いっぱいの景色と心癒される列車旅を楽しめる。
各駅には高知県出身の漫画家やなせたかし氏によるキャラクターが描かれ、ホームで迎えてくれる。南国の眩しい太陽と太平洋の雄大さに魅せられながら、ゴトゴトとごめん・なはり線の列車の旅を満喫しよう。
各駅列車と特急列車があり、JR四国の高知駅始発の列車や、ごめんなはり線後免駅始発、後免駅乗り継ぎなど、色々と連結しているので、時刻表を良く確認して乗りたい。また、「オープンデッキ車両」や「阪神タイガース応援列車」など特徴ある列車が走っており、往復で違う列車を乗り継ぐのも楽しい。事前に時刻表で列車の時間や種類を確認しておくとごめん・なはり線の列車の旅がより楽しくなるはずだ。
3種類のオープンデッキ車両で太平洋の眺望と潮風を満喫
ごめん・なはり線の人気車両にオープンデッキ車両がある。太平洋を悠々と泳ぐクジラをモチーフにした車両、各駅キャラクターが描かれているブルーの車両、魚や野菜のイラストが描かれるグリーンの車両があり、どの車両も海側の展望デッキがあり、開放感いっぱいだ。青く雄大な太平洋の眺望と直接あたる潮風も気持ちいい。
オープンデッキ車両だけでなく個性豊かな列車を楽しもう
一般車両やオープンデッキ車両のほかにも、様々な車両が走っている。「阪神タイガース応援列車」は黄色に黒の縦じまの阪神タイガースカラーでとても目を引きユニークだ。車内には虎マークや選手のポスターなどが掲示され、虎ファンだけでなく楽しめる。因みに沿線の安芸市では阪神ターガースのキャンプが行われている。
「手のひらを太陽に号」はやなせ・たかし氏が作詞した歌が車両名になっており、車内には各駅キャラクターがデザインされている。「モネの庭号」はダークグリーンの車体で、北川村「モネの庭」マルモッタンのイメージカラー。モネの庭のシンボル、青いスイレンが側面に描かれている。
1日の間にそれぞれの車両が走るのでオープンデッキ車両と組み合わせて乗ってみるのも楽しい。青い空と青い海、潮風と太平洋を「ごめん・なはり線」で満喫しよう。
また、ごめん・なはり線 友の会もあり「ごめん・なはり線区間、友の会特別招待券」など特典もいっぱいだ。
問:ごめん・なはり線(土佐くろしお鉄道)
ごめん・なはり線で北川村「モネの庭」マルモッタンに行こう
ごめん・なはり線の終点・奈半利駅は北川村「モネの庭」マルモッタンへの中継駅でもある。ごめん・なはり線のオープンデッキ車両で行くのも良いし、特急「モネの庭号」で行くのも良い。奈半利駅からは北川村村営バスがあるので利用したい。
北川村「モネの庭」マルモッタン
住:高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
開:9時〜17時(最終入園16時30分)
休:6月〜10月の第1水曜日 12月1日〜2月末 ※火曜日はスイレンの手入れ作業の為、池にスタッフが入ります(5月~10月)
料:一般1,000円、小・中学生500円、小学生未満無料
TEL:0887-32-1233
奈半利駅から北川村村営バス(北川村行き)
料:大人230円(奈半利駅〜モネの庭・片道)
奈半利駅発:9時55分・11時・12時25分・14時05分・15時03分・16時07分
モネの庭発:11時35分・13時09分・14時44分・15時44分・16時32分
- 奈半利駅からモネの庭約9分
※(平成30年10月10日改正・高知県北川村 バス運行時刻表 より)