青い伊予灘を眺めながら、観光列車「伊予灘ものがたり」で特別な旅の思い出を作ろう
大人気のJR四国「伊予灘ものがたり」に乗ってみよう
大人気の「伊予灘ものがたり」、2022年4月にリニュアールデビューし2代目として、愛媛県の西側、伊予灘沿いを走る予讃線(本線は内子線)で運行(運行日・空席状況は要確認)されている。
大洲編、双海編、八幡浜編、道後編の4つのコースがあり、各コースによりJR松山駅、JR大洲駅、JR八幡浜駅から発着時間と発着駅が異なるので事前に希望コースを確認しておこう。列車は3つの客室があり、それぞれ大きな窓と椅子席があり、青い伊予灘をはじめ美しい眺望が楽しめる。意匠を凝らした室内は旅気分と癒しの空間を満喫させてくれるはずだ。
JR松山駅発の伊予灘ものがたり「大洲編」を体験!
今回は午前中運行する「大洲編」に乗車して見た。JR松山駅を8時26分に出発し、市街地を列車は進んでいくと巨大なUFOみたいな坊ちゃんスタジアムが見えてくる。重信川の橋を越えると、町並みや田園風景が続き、青い伊予灘が見えてくる。途中、JR下灘駅で約10分間の停車があり、乗客は駅に下車して、列車をバックに記念撮影や駅周りの散策を楽しむことができる。列車は進み、肱川河口にかかる通称「赤橋」と呼ばれている長浜大橋や紅葉の名所白滝を通り、JR大洲駅に到着する。約2時間の列車の旅が体験できる。
JR下灘駅の路線沿いは伊予灘が美しく見える区間でもあり、コースによっては「日本の夕陽百選」にも選ばれた美しい夕日も鑑賞でき、忘れられない旅の思い出となる景色を楽しむことができる。また、線路と並行する国道378号線は「夕焼けこやけライン」とも呼ばれ、夕陽だけでなく春には道路沿いに菜の花や桜が咲き、車窓からの眺めは格別だ。
食事も「伊予灘ものがたり」の楽しみ
美しい景色を楽しめる列車の旅にはもう一つの楽しみに食事がある。大洲編、双海編、八幡浜編、道後編ごとに、地元の食材を使った地元シェフ手作りの食事(事前注文)がいただける。美味しい食事は旅気分を盛り上げてくれる。車窓の景色を楽しみながら美味しい食事をいただこう。
沿線の各所で地元の方の温かい歓迎に感激
沿線には地元住民が着ぐるみやのぼり、旗などアイディアいっぱいで迎えてくれる。移り変わる景色とともに地元民の「おもてなし」に心温まるはずだ。
素晴らし景色と食事、人情を感じさせてくれる「伊予灘ものがたり」を体験してみよう。各コースで往復利用や周辺観光など色々とプランニングして楽しみたい。ちなみに「大洲編」では、時間をうまく利用して大洲城や臥龍山荘なども立ち寄ってみたい。
<伊予灘ものがたり詳細・予約> https://iyonadamonogatari.com/