茜色の夕日と無人のJR下灘駅、旅の思い出がひとつ増えるはず
海から日本一近い駅のJR下灘駅では時間を忘れてしまう
夕日で知られる伊予市双海町のJR下灘駅には、若者を中心に多くの人たちが訪れ、ベンチに寝転がったり、写真を撮ったり、のんびりと駅で過ごしている。下灘駅は海から日本一近い駅としても知られ、伊予灘の青い海、青い空、たまにやってくるローカル線の列車、真っ赤な夕日が旅気分を満喫させてくれる。北海道の襟裳岬だって何もないけど、思い出に残る。下灘駅もそんな旅の思い出を作ってくれる場所かもしれない。「夕焼けプラットホームコンサート」などイベントも開催され、2017年には「なかなか遺産」にJR下灘駅ホームが選ばれた。
映画・JR青春18きっぷ切符、ドラマのロケ地
また、映画「寅次郎 殿様」やJR青春18きっぷ切符のポスター、ドラマなど数多くのロケ地として知られた場所でもある。インスタグラム用のスポットでもあり、旅気分いっぱいの写真が撮れるはず。
交:JR予讃線・下灘駅下車0分。本線は内子線なので、本数が少なく要チェック。車だと松山市から国道378号で約40分
夕日が美しい道の駅ふたみ
伊予灘沿いにJR線と並行して続く国道378号線は「夕焼けこやけライン」と呼ばれる美しいドライブコース。途中にある道の駅ふたみは夕日の観賞スポットとしてもおすすめ。
住:愛媛県伊予市双海町高岸甲2326
TEL:089-986-0522
里山にある美しい翠小学校
道の駅ふたみから山沿いに車で10分ほど進むと里山の中に、美しい木造の学校「翠小学校」がある。現役で使われている学校で、多くの雑誌や媒体にも紹介されているエコスポットとなっている。周辺は蛍の里でもあり、日本の原風景とも言われる田園と小学校周辺を散策してみよう。