レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ゴッホ「ヒマワリ」、ピカソ「ゲルニカ」など世界の名画を見たい
古代壁画から現代絵画まで1,000余点を陶板で原寸大再現
大塚国際美術館では、古代壁画から世界25カ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで1,000余点の作品が特殊技術により、陶板で原寸大に再現されている。約4kmの鑑賞ルートには、古代遺跡や礼拝堂を現地の空間ごと再現した立体展示のほか、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ゴッホ「ヒマワリ」、ピカソ「ゲルニカ」など、世界の名画が美術史の流れに沿って展示されている。
フィンセント・ファン・ゴッホの7つの「ヒマワリ」を鑑賞する
花瓶に入った7点の「ヒマワリ」はゴッホが南フランスのアルルで描いたもので、”7つのヒマワリ”展示室には陶板で再現された7点のフィンセント・ファン・ゴッホ作「ヒマワリ」と1点のポール・ゴーギャン作「ヒマワリを描くゴッホ」が展示されている。全7点の「ヒマワリ」は必見。
「システィーナ礼拝堂天井画及び壁画」ほか、厳かな空間を体験
鑑賞順路の最初のフロアB3階には、ミケランジェロの「システィーナ礼拝堂天井画及び壁画」、ジョットの「スクロヴェーニ礼拝堂」、エル・グレコの「エル・グレコの祭壇衝立復元」など、現地空間をまるごと再現した「環境展示」があり、是非鑑賞したい。
「フェルメールの部屋」を鑑賞したい
オランダの画家ヤン・フェルメールの作品5点が再現されている。光の演出も鮮やかで、少女の顔だけを暗い闇から浮かび上がらせる「真珠の耳飾りの少女」をはじめ「牛乳を注ぐ女」、「手紙を読む女」、「デルフトの小路」、「デルフトの眺望」が展示されている。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画を鑑賞する
「モナ・リザ」は、ルーヴル美術館では難しい間近での鑑賞ができ、より詳しく鑑賞できる。「最後の晩餐」は修復前と修復後の作品が原寸大で再現されており、修復の成果を見比べることができる。
ルノワールやマネなど近代ギャラリーとモネの「大睡蓮」を鑑賞する
近代ギャラリーではルノワールやマネ、ミレーなど見慣れた有名な近代画家の作品がずらっと並ぶ。地下2階にはモネの「大睡蓮」が画家の「自然光の元で見てほしい」という言葉のとおり、屋外に展示されている。
カフェやグルメ、ショッピングも楽しみたい
ゴッホをテーマにしたメニューが揃うカフェ・フィンセントをはじめ、レストラン、カフェのメニューも充実。ミュージアムショップにはユニークなオリジナル商品もいっぱい。
住:徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園内
開:9時30分から17時(入館券の販売は16時まで)
休:月曜(祝日の場合は翌日)/1月は連続休館あり/その他特別休館あり*8月無休
料:一般3,240円/大学生2,160円/小中高生540円
TEL:088-687-3737
鳴門公園の周辺スポットを楽しもう
大塚国際美術館のある鳴門公園には、渦の道や大鳴門橋架橋記念館エディ、エスカヒル・鳴門、展望台、うずしお観潮船など観光スポットがいっぱい。名画鑑賞と合わせて楽しみたい。