標高750mの山中にある産業遺産「東平(とうなる)」を訪ねてみる
目の前に広がる日本の近代化を支えた、巨大な産業遺産に圧倒される
道幅の狭い道をくねくねと登りきると標高750mの山中にある東洋のマチュピチュ東平に到着する。産業遺産・東平には別子鉱山の採鉱本部が置かれ、小学校や社宅、劇場や接待館などが建てられ、多くの人が住んでおり、賑わいを見せていた。間近に見える急峻な山肌に立つ索道停車場跡や貯鉱庫跡、インクライン跡など巨大な鉱山跡に圧倒される。改めて「東平が日本の近代化を支えていたんだ」と感動する。鉱山跡は自由に歩き回れるので歴史遺産を背景に写真を撮ってみよう。東平歴史資料館には鉱山の町として賑わった東平の歴史や当時の様子が紹介されている。
<マイントピア別子>
TEL:0897-43-1801
<東平(とうなる)>
マイントピア別子より東平行き定期観光バスツアーあり(事前要確認)