標高750mの山中にある産業遺産「東平(とうなる)」を訪ねてみる

目の前に広がる日本の近代化を支えた、巨大な産業遺産に圧倒される

道幅の狭い道をくねくねと登りきると標高750mの山中にある東洋のマチュピチュ東平に到着する。産業遺産・東平には別子鉱山の採鉱本部が置かれ、小学校や社宅、劇場や接待館などが建てられ、多くの人が住んでおり、賑わいを見せていた。間近に見える急峻な山肌に立つ索道停車場跡や貯鉱庫跡、インクライン跡など巨大な鉱山跡に圧倒される。改めて「東平が日本の近代化を支えていたんだ」と感動する。鉱山跡は自由に歩き回れるので歴史遺産を背景に写真を撮ってみよう。東平歴史資料館には鉱山の町として賑わった東平の歴史や当時の様子が紹介されている。

 

運ばれてきた鉱石を一時的に貯蔵していた貯鉱庫跡で迫力満点

運ばれてきた鉱石を一時的に貯蔵していた貯鉱庫跡で迫力満点。

真上から見た索道停車場跡や貯鉱庫跡。

真上から見た索道停車場跡や貯鉱庫跡。

索道停車場跡から新居浜市街地が遠くに見える。

索道停車場跡から新居浜市街地が遠くに見える。

貯鉱庫跡を背景に観光客も記念写真。

貯鉱庫跡を背景に観光客も記念写真。

赤レンガ造りの旧保安本部は東平記念館のマイン工房として利用されている。

赤レンガ造りの旧保安本部は東平記念館のマイン工房として利用されている。

東平記念館のマイン工房ではグッズ販売や銅版レリーフ体験コーナーもある。

東平記念館のマイン工房ではグッズ販売や銅版レリーフ体験コーナーもある。

バイカーや観光客も多く訪れる。

バイカーや観光客も多く訪れる。

山道から清滝や別子ラインの山々や紅葉がきれいに見える。脇見運転注意!

山道から清滝や別子ラインの山々や紅葉がきれいに見える。脇見運転注意!

マイントピア別子から「東平のマチュピチュ観光バス」が出ているので利用したい。

マイントピア別子から「東平のマチュピチュ観光バス」が出ているので利用したい。

<マイントピア別子>

TEL:0897-43-1801 

https://besshi.com

<東平(とうなる)>

マイントピア別子より東平行き定期観光バスツアーあり(事前要確認)

 

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