今治から尾道まで、ドライブやサイクリングでしまなみ海道の旅を満喫したい
しまなみ海道亀老山で360度の眺望に感動する
しまなみ海道のNO.1眺望はやっぱり亀老山展望台。展望公園が隈研吾の設計という事で有名。標高307.8mの展望台から見下ろす来島海峡と来島海峡大橋の景色は最高、夕焼けの来島海峡大橋の景色も美しい。
住:愛媛県今治市吉海町名(亀老山展望台)
https://www.oideya.gr.jp/view/
来島海峡大橋を見上げる「来島海峡急流観潮船」を体験したい
しまなみ海道には2カ所で潮流体験でき、ひとつは来島海峡大橋周辺を周遊する「来島海峡急流観潮船」。世界初の三連吊橋の来島海峡大橋を見上げたり、日本の三大急潮流のひとつの来島海峡の激流を見たり、日本一の海事都市「今治」を象徴する造船所を湾内から見学したりと、どれもスケールの大きな急流体験だ。迫力ある急流観潮船を体験してみよう。
<来島海峡急流観潮船>
住:愛媛県今治市吉海町名4520-2
TEL:0898-25-7338(予約・2日前)
TEL:0897-84-3710(前日・当日/道の駅よしうみいきいき館)
料:一般1,500円(中学生以上)、小学生1,000円
※道の駅よしうみいきいき館で乗船券発行・引換
営:道の駅よしうみいきいき館の営業時間内で運航
休:道の駅よしうみいきいき館の休業日に準ずる
※3月〜11月は2名以上運航、12月~2月の平日は5名以上予約があった場合のみ運航
※潮流等により毎日運航時間が変更、事前に要確認
https://imabari-shimanami.jp/kyuuryuu/
水軍気分で激流の中へ「宮窪潮流体験」をしてみたい
しまなみ海道のおすすめアクティビティが「宮窪潮流体験」。村上水軍の城跡が残る「能島」や海の難所「船折瀬戸」、伯方・大島大橋など周遊するコースで、ハイライトは能島と船折瀬戸。最大10ノット(時速約18km)にもなる能島の潮流と無数の渦が間近に見え、思わず声がでるほど迫力満点だ。また、海の難所でもある船折瀬戸の激流も圧倒される。「村上海賊ミュージアム」が隣接するので尋ねてみよう。
<宮窪潮流体験>
住:愛媛県今治市宮窪町宮窪1293-2(能島水軍 桟橋)
TEL:0897-86-3323(物産館兼魚食レストラン「能島水軍」)
営:9時〜16時(最終受付16時、1時間間隔で随時運航・2名から運航)
料:一般1,500円(中学生以上)、小学生700円 小学生未満は無料
休:月曜日(祝日の場合は翌日)
※大潮・小潮、満ち潮・引き潮、潮止まりなど要確認
海賊みたいに「海鮮七輪バーベキュー」を食べたい
しまなみ海道は瀬戸内の美味しい小魚がいっぱいで、これも楽しみのひとつ。おすすめは「海鮮七輪バーベキュー」、下田水港の「道の駅よしうみいきいき館」と宮窪「水軍」で食べられる。七輪の上に鯛やあわび、たこ、いかなど新鮮な魚介類をのせ、じゅうじゅうと炭火で焼き、醤油を垂らして豪快に食べる。野趣気分いっぱいで美味しい。
<道の駅よしうみいきいき館>
住:愛媛県今治市吉海名4520-2
TEL:0897-84-3710
営:レストラン/平日11時〜14時L.O. 土日祝11時〜15時L.O. ※時間変更・休業あり要確認
各施設により変更あり
休:水曜日 元旦
https://imabari-shimanami.jp/ikiiki/
刀女子、歴女にもおすすめ、義経や頼朝の鎧などがずらり揃う大山祇神社・宝物館
「刀女子」や「歴女」にもおすすめなのが大山祇神社と宝物館。宝物館には国宝の源頼朝・義経の鎧、大森彦七の大太刀などをはじめ国宝8点、国重要文化財469点、県重要文化財14点が所蔵され、圧倒的なスケールで日本刀や鎧、武具がそろっている。国立博物館の展示や日本の城の甲冑・刀剣のお宝展示に比べても圧倒的にすごい。
住:愛媛県今治市大三島町宮浦3327
TEL:0897-82-0032
休:年中無休
<宝物館>
開:9時〜16時(入館15時30分)※拝観時間60分以内、入場制限あり
箱庭のような島影と海が見渡せるカレイ山展望台
しまなみ海道で眺望を楽しむために亀老山展望台に続いておすすめなのがカレイ山展望台。標高232mの展望台から見ると能島や鵜島、伯方・大島大橋をはじめ、箱庭のような島影と海が一望できる。360度のパノラマにきっと感動するはず。
住:愛媛県今治市宮窪町宮窪6355-2(カレイ山展望台)
https://www.oideya.gr.jp/view/
アートスポット平山郁夫美術館に行きたい
しまなみ海道一番のアートスポット「平山郁夫美術館」は平山郁夫の出身地瀬戸田町にある。仏教伝来やシルクロードをテーマにした作品が数多く展示されている。「私の原点は瀬戸内の風土である」といわれるとおり、少年時代の瀬戸内のスケッチや下絵など貴重な資料や被爆体験からの軌跡など興味深い展示もある。ミュージアムショップも充実しているのでお土産選びにおすすめだ。カフェもあり、ロールケーキはおすすめ。ゆっくりと鑑賞したい。
住:広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
TEL:0845-27-3800
営:9時〜17時(入館は16時30分)
料;一般1,000円 高校・大学生410円 小学・中学生210円
休:原則無休
https://hirayama-museum.or.jp/
耕三寺・耕三寺博物館を観賞し人気スイーツ・あなご飯を食べたい
「平山郁夫美術館」のすぐ近くにある「耕三寺」、れっきとしたお寺で、日光東照宮ほか日本の国宝建造物を手本に造られたもので、以前、「西日光耕三寺」と呼ばれていた。境内にある大理石庭園「未来心の丘」にある白亜の建物は、イート&カフェスポットで瀬戸田の美しい景色が見下ろせ、映えスポットとしても人気。また、瀬戸田は「穴子飯」も有名で、参道に並ぶ老舗のお店で食べたい。
<耕三寺博物館>
住:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
TEL:0845-27-0800
開:9時〜17時(入館16時30分まで)※各施設により時間変更あり要確認
料:大人1,400円 高校・大学生1,000円 小・中学生以下無料
休:無休
猫の小径を通って千光寺公園をぶらり散策したい
尾道の千光寺公園に続く急勾配の石段には「猫の小径」の名前がつく小径がある。様々なマスコミが取り上げている有名な猫の小径で、頂上から下りていくと(上っても)石段や公園、家の片隅など多くの猫に出会える。家猫じゃなくどら猫だが、三毛猫だけでなくシャム猫みたいな上品な猫もいる。写真も慣れたもので尾道水道を背景にポーズ?を取ってくれる猫もいて、カメラマンにはうれしい。千光寺や文学の小径と立ち寄りながら、猫との遭遇を楽しんでみよう。
TEL:0848-37-9736(尾道観光協会)
http://www.ononavi.jp/index.html
しまなみ海道サイクリングのおすすめ宿泊スポットで訪ねたい
サイクリングの聖地・しまなみ海道のサイクリング拠点として充実したサービスを誇るのが、来島海峡大橋のたもとにあるサンライズ糸山。レンタサイクルはもちろん自転車と一緒に宿泊もOK、まさにしまなみ海道サイクリングの拠点だ。館内のレストランからは雄大な来島海峡大橋も見え最高のロケーションにある。
<今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山>
TEL:0898-41-3196
休:無休
https://www.sunrise-itoyama.jp/
一方、しまなみ海道のもうひとつの拠点は尾道にある「ONOMICHI U2」。海運倉庫をリノベーションした施設で、自転車と一緒に泊まれる「HOTEL CYCLE」や「ジャイアントストア尾道」があり、ベーカリーやレストラン、バー、雑貨などのショップもある尾道の人気スポットだ。しまなみ海道サイクリングを楽しもう。
<ONOMICHI U2>
住:広島県尾道市西御所町5-11
TEL:0848-21-0550